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「探究型読書」を読んだ

📆2020/11/22(最終更新日:2020/11/25)🔖 読書ログ

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探究型読書」という本を買いました。毎日のように行っている渋谷の啓文堂(お世話になってます)で平積みされて推されてたので、中身をよく見ずに購入。

正直に言うとあまり面白くはなかったです。よくある読書術の本でした。自分にとってあまり目新しいことはなさそうだったので、パラパラっと読んで読了。

以下、気になった部分のメモと、

その感想です。

「本を読む」ことそのものより、「本を手掛かりにして、考えること」を推奨するメソッドです (P34)
どんな読み方をするにせよ、著者の言い分と自分の想像力の間に読書という行為があることに変わりありません。「探究型読書」は、「自分の想像力」の方に思い切って重心を置く読書法です。(P184)
私は読書を「知識をインプットする行為」だと思っていたのですが、この探究型読書はインプットがゴールじゃないんですよね。自分の外側にある事象を借りながら、自分の中を探っていくというか。(P112)

「探究型読書」は、読書を通して内省の機会を提供するものという理解をした。

読んだ場所をいったん「伏せ」、その内容を、(できれば)目をつぶって回想し、その後、該当するページを「開け」て、内容を確認するという操作を行います。(P43)
探究型読書の「目次読み」で行う「伏せて、開ける」という手法は、擬似的な飢え状態を作っていますよね。(P155)

これは参考になりそう。つぎ読むときから実践したい。記憶に定着しやすくなるらしい。

本の目次を手がかりにしながら、自分って「どんな考えを持っているんだろう」「何を大事だと思ってるんだろう」ということを探していく。言ってみれば自分探索なんですよね。(P112)
自分の中に葛藤とか渇望があって、いったいどうしたらいいんだって指針に飢えている時ほど、1冊の本が大きな力を持ちますよね。(P154)

DaiGo さんの「オトナのための【読書感想文の書き方】」を見た」この記事でも書いたけど、本を読みながら Q&A を蓄積してくと記憶似残りやすいって言ってた。

成果を出せるビジネスパーソンは、総じて内省力が高いんです。自分の考えていること、置かれている環境、成長の過程、どこに課題があって、どこに関心があって……そういうことと常に向き合っている。その内省力を、本を使うことで高めてくれるのが、この探究型読書なのかなと思います。(P112)

本を読んでるとそれに関連する脳内の引き出しが開く感じがするの好きなんだよなあ。内省の良いチャンスになるので共感した。

🐈

ちなみに読書術の本だったら「レバレッジ・リーディング」が超オススメ。大学時代に読んで、超読み返してる一冊です。こっちの方がオススメ。

レバレッジ・リーディング

探究型読書

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DaiGo さんの「オトナのための【読書感想文の書き方】」を見た