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「問い」と「説得」

📆2021/06/14(最終更新日:2021/10/26)🔖 ポエム

「他者は変えられない」という考えを持っているという前提で、他者とどう関わっていくべきなのかについて考える機会があったので書き始めたポエムです。

説得って人生で必要になったことがないと感じていて、そもそも自分は他者に興味がないからなのか、説得してまで他者の行動やマインドを変えようと思ったことがないからなのか。

そもそも他者の課題(だと自分が判断していること)に対して、自分が「○○だと思うから、あなたは△△すべき」という助言っていう "てい" で発言するのは良くないなと思っていて、たとえ自分が有識者の場合であっても、こういう言葉で良いコミュニケーションになる未来が全然見えない。

たとえ論理的に正しかったとしても「そうですね!分かりました!」となるケースは少ない気がしています(むしろ○○の部分が論理的に正しいのかどうかって別にどうでも良かかったりする)

新卒のメンターとか、尊敬する部活の顧問とかで、知識レベル・年齢・立場がしっかり合っている上でのコミュニケーションなら「そうですね!分かりました!」となるケースもあるかもしれないけど、そうじゃないケースだとうまくいかないケースがほとんどだと思う。特に仕事の場面とか。

最悪なのは、知識レベルも低いのに、立場だけが上になってしまってギャップが開いてしまったパターンで、俗に言う「老害」っていうのがこれだと思う。

じゃあどうすれば良いのかって話だけど、説得じゃなくて問いの形式にすれば良いと思っていて、「○○だと思うから、あなたは△△すべき」という説得の形式じゃなくて、「○○という理由で、△△してほしいと思うんだけど、どう思う?」みたいな問いにするだけで全然変わると思う。

○○がズレてるなら議論できるし、△△以外のアイデアも生まれるかもしれないし。

細かいことだけど、こういうのが日々気になってる毎日。