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「学び効率が最大化する インプット大全」を読んだ
📆2020/07/15🔖 読書ログ
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「学び効率が最大化する インプット大全」を読みました。
さいきん通勤後に本屋に寄るのを日課にしているのですが、そこで平積みされているこの本を発見。作者である樺沢紫苑さんの他の著書「学びを結果に変えるアウトプット大全」「読んだら忘れない読書術」を既に読んでおり、どちらも学びがある本だったので、「きっとこの本からもいろいろ学ぶことができるだろう」という期待も込めて購入しました。
💁♀️ 軽く本の紹介をすると、
「学びを結果に変えるアウトプット大全」のいわば続編で、今回はインプットにフォーカスした本です。この本では、頭に情報を入力(IN)して、それを頭に格納(PUT)することをインプットと定義しており、格納されずにただ入力しただけの情報は、インプットとは呼ばない。それは「ただの自己満足だ」と主張しています。(ここ、結構読んでて心が痛くなりましたw)
この本では、そのインプットについて、有意義なインプットとは何か?有意義なインプットをするにはどうしたら良いのか?について書かれていました。
📝 以下、読んでてメモしておきたいなと思ったところ
と、その感想です。
本物のインプットとは?
インプットとは、脳の中に情報が入って(IN する)、情報が置かれる(PUT する)。情報がインして、プットして、初めて「インプット」といえます。 つまり、人の話を何時間聞いても、記憶にとどまっていなければなんの意味もないのです。(P25)
ここは読んでて心が痛くなったところ。真理だと思います。真摯に受け止めよう……
メモの整理はアイデアを育てる
「記録」ではなく「知的生産」のためにメモをとる。SHOWROOM 代表、前田裕二氏のベストセラー「メモの魔力」の一節です。(P118)
メモには「記録」「備忘録」と「知的生産を高める」という2つの役割がありますが、重要なのは後者です。アイデアやひらめきを蓄積し、自らの「第二の脳」としてメモを活用すべきです。(P118)
メモの整理もインプットの一種なのだというのを読んで、なるほどたしかになと気付きがあった部分でした。自分もいままでのメモ(iPad での手書きメモ・Notion への)を見返して、知的生産に繋げようと思いました。
町中で思いついたメモを取るのに Fast Notion がオススメです(宣伝)
▷ Fast Notion というアプリを作ってリリースした
「情報」と「知識」の違いとバランス
情報工学の世界では「DIKW モデル」というものがあり、「データ(Data)」「情報(Infomation)」「知識(Knowledge)」「知恵(Wisdom)」(P144)
インプットににおいて、情報と知識のバランスを整えることが重要です。(中略)ネットからの情報収集はほどほどにして、読書によって「知識」を増やし、アウトプットによって「知恵」を増やす。バランスのよいインプットで自己成長は最大化します。
DIKW モデル、今まで聞いたことなかったので、なるほどなと思いました。スマホや PC は調べるためのあくまでツールだということを忘れないようにしていきたい気持ち。調べたいことが良く分かってない状態でググるのは悪手!
本を読んだあとのアウトプット
「全部学ぼう!」と思うほど、後半の重要なポイントにさしかかったときに、脳は疲労し、集中力が低下して、肝心なポイントを聞き逃すというはめに陥ります。(P253)
本を読む場合もそうで、「本を読む目的」を明確にして、「3つの気付きを得て、最後にアウトプットするぞ」とアウトプット前提で読む。そうすることで、ものすごく深く読むことができます(P253)
「3」という数字を意識すること。タスクや仕事を3個ずつ処理する。一度に全部やらずに、分散、分割して処理していく。それによって、あなたの学びの効率は飛躍的にアップします。(P255)
僕はブログへのアウトプットを習慣化しようと改めて決意しました。読んだら書くぞ🔥